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ぼちぼちつれづれ
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INSIDE一日でクリアしてしまいました。
所要時間5時間くらい?
ボリューム少なかったかというと全然そんなことはなく。
どんどん世界に引き込まれてRIMBO同様やめ時がわからず一気にやってしまった。

今回はトロコンもして隠しエンディングも見た。
一切説明もなく、想像をふくらませるしかないこのゲーム。
そこがとても面白い。クリアした今も、あの場面どうだったかな?と再確認したくなる。


以下ネタバレ注意





RIMBOクリアからの流れでプレイしたため基本的な流れはよく分かっていた。
そのためプレイは非常にスムーズ。
RIMBOよりも難易度低めなので、死ぬこともあまりなく。だからこそどんどん先へ行ける。

モノクロのRIMBOから、少し色づいたINSIDEの世界は、
それでもやはりどこか冷たく、常に不安が隣り合わせだった。


【良かった点】
  • 映像がきれい
RIMBOは白黒で完全な2D横スクロールの世界。
INSIDEでは世界に色彩が施されただけでなく、奥行きを感じさせる。
操作は同じく2Dの横一直線でしかないのだけど、とてもうまくできている。
ただの背景ではなく、奥の方でも動きがありそれが追ってきたりこちらを探したりする。
2Dと3Dの中間のような、そしてその境目を感じさせない絶妙な作り。
  • 狂気じみた異世界の雰囲気が素晴らしい
仮面を被った男がこちらを探している。
人々が列をなし、トラックに積まれ運ばれていく。
人が人を選別するような光景。それを子を連れて見守る大人。
各所に点在する、人一人が収まりそうな謎の機械。
こうして文字に起こして羅列するだけでもこの世界の異様さが分かるのではなかろうか。
  • RIMBOより操作性がup
前述したように基本2D世界、でもさり気なく奥行きの概念がある。
なので木箱を押すときは掴むボタンを押せば掴むし、ボタンを押していないときは
木箱の横をすり抜ける感じで移動できる。
RIMBOでは木箱の向こうに行くなら、木箱をよじ登らなければならなかった。

  • 中盤~終盤での立場の変化、その爽快感
追われる身から始まった主人公にも、終盤急展開が訪れる。
それまで息を潜め縮こまっていたのが一気に開放されるような感覚。
その急な変化がとても気持ちよかった。



【残念だった点】
  • 今の所思い当たらず・・・
いやほんと、もっともっと世界を見て回りたかった。
まだきっと続いたであろうあの世界を。





【考察?メモ書き?】

追われに追われて一人きり、少年はいつのまにか闇のプロジェクトの中枢に引きずり込まれていた。


隠しエンディングを見ると、少年もまた操られていた存在だということが分かる。
少年を操っていたと思われる存在は、奥の人工知能?か、また別の場所にいる誰か、なのか。

隠しエンディングを見るためには、13個あるシークレットオーブを破壊する必要がある。
順番に破壊して、最後に当たる巨大なシークレットオーブが置かれている場所の背景に、13個の黄色いランプが点灯している。
そして巨大なオーブを破壊すると、そのランプは左から3つ目の一つを残しすべて消灯する。

このランプは、各所に設置されているシークレットオーブを表すものだろう。
そして3個目のランプだけが点灯するのは、その場所を示すため。
3個めのオーブを破壊した場所を右へ進んでいくと、隠しエンディングの場所へいける。


人の選別作業をしているようなあの場面。
職員らしき者が名簿を眺めながら列をなす人々をチェックしている。
黄色い枠で囲われた中に足を踏み入れた人は、一定の動きをしている。
そしてその動きに反するものには容赦なくマシンが何かを撃ち込んでくる。
そしてその選別作業を見学するように、一般人のような者がただ見つめている。

仮面を被ったこの人物らは、一列に並ぶ虚ろな人々の中から「何か」をあぶり出そうとしていた。
見学をしている人々からは、どこか不安げな様子を感じることができる。
そして職員以外の者が見学をしていることから、この選別作業であぶり出される「何か」は、
組織だけの問題ではなく、この世界に生活する住民全てに関わるものなのではないだろうか。
(知り合いが選別にかけられているのを見学しているのではないか。
 組織だけが目的を持って何かを探しているなら一般人は入れないはず)




組織は人造人間の研究をしていた。
そしてそれはある程度実用化されていた。
養豚場で項垂れていた従業員、施設内でヘルメットを被っていた作業員等、
意思を持たない彼らは組織によって操られ、労働力として利用されていた。
そして事業を営む一般人は、組織から人造人間を借りる、もしくは買っていた。

しかしある日、意思を持たないはずの人造人間が、人間の操作とは無関係に行動するようになった。
それまで支配下に置いていた存在の突然変異に、人々は恐怖する。
そしていずれは脅威になるかもしれない人造人間を、徹底的にチェックすることにした。
各所に散らばった人造人間を集め、一列に並ばせ、検査にかける。
支配下から外れたと思しき人造人間は容赦なく処分される。



夜明け前、まだ人造人間が作業を始める前の時刻。
組織はポッドから人造人間を回収し、検査場へ運びこもうとしていた。

→ゲーム開始時点は夜明け前と推測できる。
 車がライトをつけているし、進むに連れ日差しがでてくることから。
→人造人間の操作にも生身の人間は必要なので、24時間稼働というわけにはいかない。
→森のなかや施設の各所に人間が収まるくらいのポッドが確認できる。
 作業をしていない間の人造人間はここに収容されるのでは?


サーチライトで辺りを監視するマシンの周りには、いくつも人造人間が転がっている。
マシンから発射された何かが刺さり、バネのようなもので繋がっている。
時折その体はぴくりと反応するが、立ち上がることはない。


→マシン周辺の人造人間は、少年より以前に行動を起こした者ではないか。
 少年と同じように操られ何かを成そうとしたが、失敗した結果たち。
→「何か」を刺された人造人間は死んだわけではなく、無力化されただけ?
 時折体がピクリと動くことから、まだ死んではいないのではないだろうか。
 少年がサーチライトや監視カメラに見つかった際、「何か」が刺さる場所は様々で、
 頭に刺さることもあれば、手や足先といった場合もある。
 そしてどこに刺さっても等しく、少年は突然動かなくなってしまう。
 人造人間を作ったのは組織なのだから、運動機能を停止させる「何か」は簡単に用意できるだろう。


少年を導いていたのは、研究所の最奥で水槽に入れられていたあの塊ではないだろうか。
水槽で実験体にされていた塊は、外の人造人間を操り自分の元へ呼んでいた。
それはあの場所から脱出するためなのではないだろうか。


水中貞子は、組織の実験による産物だと考える。
私にはあれは殺しに来ているというより、じゃれて遊ぼうとしている感覚に近く感じた。
あちらは水中呼吸できるのが当たり前なのだから、お構いなしに水中へ引きずり込んでくる。
子供のような無邪気さ。
実験によって生まれたから、他を知らない。


隠しエンディングは塊の諦めたシナリオ。
オーブを順に破壊して最後にプラグの場所を知り、そこへ行ってプラグを抜く。
その行動全ては自らの機能停止に向かっている。
・・・ということは、あのプラグを抜いた後もしかしたら塊も死んでいる?







とか想像するときりがないくらいいろいろ考えさせてくれる素晴らしいゲームでした。
自分なりに考察してそれを文字にしていくことで、自分なりのシナリオができてきた。
それがまた面白い。

INSIDE、めちゃくちゃオススメします。ぜひ!
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