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久しぶりにゲームを1つクリアしたので、感想でも書いてみる。
最近ソシャゲばっかり触っててなかなかコンシューマーゲームやらないんだよね…
やっても中途半端になりがち。
ゲームのスイッチを入れるのがこんなに億劫になるとは思わなかった。

今回クリアしたのはLIMBOというダウンロード専用ゲーム。
元はXbox向けにリリースされたソフトで、現在はタブレット端末やプレステ4でもやれるようになっている。
プレステ用に配信された頃に、その独特の雰囲気が気になりやりたいと思っていた。

現在TGS2018開催記念セールにて60%オフで買えるのでこの機会に購入。
(同じ製作者によるINSIDEもセットになってるので。こちらも気になってた)


モノクロのシンプルな世界の中で、巨大な蜘蛛や数々のギミックに非力な少年が立ち向かう、そんなSSが印象的だった。
軽く内容を見たとき蜘蛛に刺し殺されるシーンは確認したので、なかなかシビアな内容なんだとは思っていた…けど…



サクサク死にます
文字通り(擬音通り)サクサク死にます



ポップなダクソ、いや、私はダクソ以上に死んだ。
死んで覚えて謎を解く、だから死ぬことは必然といえば必然なのかもしれない。


とりあえず最初のトラバサミで首がもげてその後の受難を覚悟しました。
スプラッタとかだめな人はやらないほうがいいかもしれません。
描写は多少ポップに仕上げてあるんだけど、首ごろんしたりチェーンソーでバラバラになったり機械でプレスされたり。
白黒なので血の色がどうとかそういうのはないですが。
個人的に一番「うわぁ…」ってなったのは寄生虫が頭にくっついた時かな。
死にはしなくて謎解きにおける一つのギミックとして使われてるんだけど。
あくまでポップな描写なんだけど!ううん!



でも、グロ耐性そんなにないけど最後までやっちゃいました。

トータル4,5時間ほどのプレイでクリアしたかな?
慣れもあったけどテンポ良く進んでいくのでやめ時を失って、ついついやってしまう。
そんな不思議なLIMBOの世界に惹き込まれてたのかもしれない。




【良かった点】
  • 謎解きが面白く、難易度も程よい
本当に分からなくて休憩挟んだのは二箇所くらい。
どの謎も周囲をしっかり観察すれば、なんとなく方向性が見えてくる。
制限時間的なもの(扉が閉まる前に通過とか)が絶妙に設定されてるので、うまく行くと「ふぅぅぅ〜〜」と安堵のため息が出る(笑)
失敗=死だしね。


  • 辺獄という独特の世界が不気味で惹き込まれる
LIMBOと言うのは辺獄という場所のことで、天国と地獄の境目にある場所らしい。
明らかに普通の世界ではない、どこか狂った世界。
その雰囲気づくりが素晴らしい。ぞくぞくする。

…でも個人的に、主人公が冒険していたのは、地獄だと思っている。
この辺は考察になっちゃうので割愛。


  • 死にゲーだけどテンポがいいから死ぬのも怖くない(?)
チャプターが細かく設定されてるので、失敗してもリトライがすぐできてテンポがいい。
死ぬときはさくっと死ぬし、死にながら「あーそういうことね」と分かるので次はクリアできたりする。
ただ後述するけど終盤は「謎が解けてても上手くできなくて死ぬ」ことが多く、
成功するまで何度も失敗(死)を繰り返す様は、終わらない苦しみを延々と味わう地獄のように思えた。


  • 雰囲気づくりが秀逸

基本BGMも無いゲームなので不気味な静けさの中、命を狙われ続けるだけでも怖いけど。
あの蜘蛛の追ってくる雰囲気は凄い。鳥肌が立った。
本当にぎりぎり、逃れるのに必死になる。
主人公以外の子供の、残酷な無邪気さに狂気を感じたり。
やっと見つけた!と思った希望から絶望へ転落したり。




【残念だった点】
  • 終盤は謎解き要素では無い所で難易度アップ
終盤の謎は、だんだん物理学的要素を含んできて序盤とは違う装い。
「あれこれ詰んだんじゃね?」と思い、悩んだ挙げ句活路を見出すが、それを再現するのが難しい。
タイミングだったり、バランスだったり…でもこれって謎的な難しさじゃないよな、と。
主人公は決して機敏な動きをするわけではないので、「違うそうじゃない」とやきもきする事もちらほら。
序盤の謎を解いていく感じが気持ちよかっただけに、ちょっと残念。

  • トロコン目指したけど5死しか出来ないなんて無理です
トロコンの為には、最初から最後まで5回以内の死亡でクリアしないといけない。
でも無理なので諦めました。練習しなきゃ無理\(^o^)/
トロコンして解放される隠しステージも、謎的な難しさというより理不尽な難しさのようなので魅力を感じず…
ボリューム的にトロコン狙えるかと思ったけど、やはりゴールド以上は敷居が高いね。





と言う感じでした!
苦手な人は最序盤で精神的にやられそうなゲームだけど、
そこが大丈夫な人は不思議とのめり込めるゲームだと思う!
私も最初やったときは「あ、これ鬱になりそう」と思ったものです。
日をまたいでプレイ2日目には割り切って死んでました( ˙-˙ )


INSIDEもこの流れでやりたいなぁと思いつつ、なぜ休日にこんな陰鬱なゲームしてんだろ…とも思うこの頃。
友人にゲームを借りてるので早くそっちに取り掛からねばね!

ここまでお読み頂きありがとうございました!








おまけ(軽い考察)

辺獄という場所は、キリスト教において洗礼を受ける前に亡くなった子供が行き着く場所らしい。
そしてこのゲームの僅かなストーリーとして、妹を探しに少年はLIMBOの世界へ足を踏み入れるというものがある。

主人公の旅した場所は辺獄だったのか?というと、前述したように私は地獄だと思っている。
世界の全てが殺しに来てる感じ。
終らない苦しみ、繰り返される死、コキュートスとかそんな感じ。

これは想像だけど、妹は生まれてすぐ(洗礼を受ける前)死んでしまって辺獄へ行ってしまった。
それを探しに兄は自殺してしまったんじゃなかろうか。
んで、多分親はまだ生きてて、親より先に死ぬという最大の親不孝をしてしまったから、
永遠に終らない苦しみの世界を彷徨うことになったんじゃないかな…とか(日本で言う賽の河原で石を積み上げるやつ)


だとしたら最後は世界の境界を越えて、妹を見つけたんだろうなぁと思う。
でもその後は…どうなるかな。もう兄妹は、世界が違っちゃってるからなぁ…
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自己紹介:
ROを引退。
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でもゲームは好きなのでオフゲやります。
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